協同組合下越労務協会公式サイト

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【協同組合の原則】

協同組合とは何かについての国際協同組合同盟の声明・平成7年(1995年)

●協同組合とは何か
   協同組合とは、人々の自治的な協同組織であり、人々が共通の経済的・社会
  的、文化的なニーズと願いを実現するために自主的に手をつなぎ、事業体を共
  同で所有し、民主的な管理運営を行うものです。

●協同組合にとって大切なものは何か
   協同組合は、自分たちの力と責任で、民主的に、平等で公平に、そして連帯
  して物事を進めていくことを基本理念とします。また、先駆者たちの伝統に従っ
  て、協同組合の組合員は、倫理的な価値観として、誠実で包み隠さず、社会的
  責任と他者への思いやりを持つことを信条とします。

●協同組合の原則
  第1の原則・・・・自発的でオープンな組合員制度
    協同組合は自発的な組織であり、組合の事業を利用し、組合員としての責
   任を果たす意思のある人なら誰でも、性別や社会的・人種的・政治的・宗教
   的な理由での差別を受けるとこなく、組合員になることができます。
  第2の原則・・・・組合員による民主的運営
    協同組合は、組合員の運営によって支えられた民主的な組織です。組合員
   は組合の方針の策定や意思決定に積極的に参画し、また、組合員によって選
   出された代表の人たちは、全て組合員に対して責任を負います。
    単位組織の組合員は一人一票の平等な議決権を持ち、他の段階の協同組
    合もまた民主的な方法によって組織運営されます。
  第3の原則・・・・組合員による財産の形成と管理
    組合員は、協同組合に対して公平に出資するとともに、組合の財産を民主
   的に管理します。組合財産の少なくとも一部は通常、組合の共有財産であり
   組合員が拠出する出資金に対して配当が支払われる場合でも、通例それは
   制限されたものとします。
   そして剰余金は、次の目的のいずれか、または全てに充当されます。
   ・その組合の発展のため(なるべく積立金とし、少なくともその一部は分割でき
    るような形にする。)
   ・組合の事業利用に応じた、各組合員への還元のため。
   ・組合員が認めるその他の活動を支援するため。
  第4の原則・・・・組合の自治・自立
    協同組合は、自治に基づく組合員の自助組織であって、組合員が管理する
   ものです。政府を含め他の組織と取り決めを行ったり、外部からの出資を受け
   る場合であっても、組合員による民主的な管理が確保され、組合の自立性が
   維持されることが条件です。
  第5の原則・・・・教育・研修と広報活動の促進
    協同組合は、組合員や選出された役員、管理者、従業員に対して教育や研
   修を実施し、それぞれ組合の発展に有効に貢献できるようにします。また、組
   合は一般の人々(特に若者やオピニオンリーダー)に対して、協同活動の本質
   と意義とを広めます。
  第6の原則・・・・協同組合間の協同
    協同組合は、組合員に対する役割を最も効果的に果たし、協同組合運動を
   強化するために、地域的・全国的・広域的・国際的な仕組みを通じてお互いに
   協同します。
  第7の原則・・・・地域社会への配慮
    協同組合は、組合員が良いと思うやり方によって、その地域社会の永続的
   な発展に努めます。

中小企業等協同組合法による協同組合の定義

  1.組合員の相互扶助を目的とすること。
  2.組合員が任意に加入し、又は脱退することができること。
  3.組合員の議決権及び選挙権は、出資口数に関わらず、平等であること。
  4.組合の剰余金の配当は、主として組合事業の利用分量に応じてするものと
    し、出資額に応じた10%を限度とすること。
  5.組合は、その行う事業によってその組合員に直接奉仕することを目的とし、
    特定の組合員の利益のみを目的としてその事業を行ってはならない。
  6.組合は、特定の政党のために利用してはならない。